男性介護士の需要は高まってきている。その理由は介護の仕事は力仕事が多いのである。そんな時には女性よりも男性が有利だ。しかし、食事介助や訪問介護の時には苦労する。介護を請ける女性の方は介助される際に体に触られたり、男性介護士を家に入れるのに抵抗がある方がまだまだ多いのである。食事は女性が作るものだという考えの方も多いのだ。まずはそこからの出発なのだから、男性介護士は苦労が多いのである。
相手が心を開いてくれるまで忍耐強く頑張らなければならない。ただ、一度心を開いてもらえればかわいがってもらえるので辛抱強く接するしかない。耐えることと言えば賃金の低さにも耐えなければならないし、人のために尽くす事が何よりも好きでなければならないのである。女性が上司の場合も多くあり、年下で女性で上司の場合だってあるのだ。そのため、女性とのコミュニケーション能力がとても必要になってくるだろう。女性は男性とは違う感性で仕事をしているのである程度の覚悟が必要である。これを逆手に取ると、女性動詞の揉め事の際に有効である。というのも、異性が仲裁に入ると揉め事も大きくならずに済むことが多々あるからだ。賃金の低さはみんなで協力して改善しなければならない問題である。男女問わずみんなの事を考えられる介護士が上位職になり、改善していく他ないのである。志の高い人たちの集まりなので、一人一人の意識を改善していけば不可能なことではない。国に働きかけ、助成制度の見直しを検討してもらうことも視野に入れて取り組むことが大切だろう。男女ともに協力をして試みてほしいものだ。そして、まだまだ少ない男性介護士の役割は大きいものとなるに違いない。